胆石症 Q&A

症状のない胆石もとる必要がありますか?

症状がない場合は無症候性胆石と呼ばれます。基本的には経過観察で様子を見ます。中には胆石を抱えたまま生涯を終えるケースもありますので、必ずしも治療が必要というわけではありません。しかし、検査を受けるように心がけましょう。

なぜ石ができるのでしょうか?

胆のうには胆汁という消化液が存在しています。この胆汁に含まれるコレステロールの量が過剰になると、結晶化を起こします。これが胆石のもとになります。

どのような症状がでますか?

初期症状であれば背中に違和感があったり、脂っこいものを食べた時に胃がもたれたり、軽度の痛みが起こります。また症状が悪化すると、疝痛(せんつう)と呼ばれる激しい痛みがおこり、緊急で搬送され、初めて胆石があると知るケースもあります。

胆石症の原因は何ですか?

最も要因となりうるのが、コレステロールです。脂肪分の多い食事は胆汁に含まれるコレステロールの量も増加させます。それが結晶化を起こす原因になります。また栄養不足も胆汁に含まれるビリルビンという成分がカルシウムと結合して結晶化する場合もあります。

若い人でも胆石症になりますか?

若い人でも胆石はできます。やはりコレステロールの過剰摂取が主な原因となるので、できるだけ栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

胆石の予防法はありますか?

一番はやはり食事に気を付けることです。脂肪分を抑え、適度なたんぱく質の摂取が大切です。特に肥満型の方は注意するようにしましょう。

胆石症は手術以外でも治せますか?

飲み薬による溶解療法があります。これは体内の胆石を溶かして除去するという治療法ですが、効果も少ないと言われております。他にも、音波による衝撃波を与えて砕く対外衝撃波胆石粉砕術があります。

手術に健康保険は適応されますか?

胆石症の手術は健康保険適応になります。

手術の費用はどれくらいかかりますか?

保険適応の3割負担で大体10~15万円が目安になります。また胆石症の手術は高額療養費制度も適応可能です。詳しくは知りたい方は医院にお問い合わせください。

手術はどれくらいの時間がかかりますか?

だいたい60~90分ほどで完了しますが、肥満体系の方はこれ以上にかかる場合があります。

胆のうは摘出しても大丈夫なのでしょうか?

胆のうとは主に胆汁をためておく場所です。胆のうがなくなったとしても、肝臓や胆管が胆のうの肩代わりをするようになりますので、胆のうを摘出しても身体的に問題はありません。しかし、摘出したことにより軟便や下痢を起こしやすくなりますが、こちらもしばらくすると改善されます。

胆のうを残して結石だけ除去することは可能ですか?

結石だけ除去することも可能です。しかし、再発のケースも考慮すると、摘出手術のほうが治療の確実性は高くなります。

急性胆のう炎とは何でしょうか?

胆石が胆管に蓄積してしまい、出口を塞いでしまうことで、右の上腹部あたりに激痛が走ります。また嘔吐や発熱も伴います。抗生物質の投与や点滴で治療は可能ですが、症状がひどい場合は胆のうを摘出することもあります。胆のう炎は胆石と併発することも多いです。