アレルギー性鼻炎 Q&A

アレルギー性鼻炎とは何でしょうか?

アレルギーによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が発生することを言います。アレルギー性鼻炎には、通年性のものと季節性のものがあり、季節性の代表格が花粉症です。

アレルギー性鼻炎の原因について教えてください。

アレルギー性鼻炎になる原因物質は、人によって様々です。多くの場合は、ホコリ、花粉、カビ、花粉、ダニ、ペットの毛などによって発症しますので、できるだけ部屋の中をきれいにして、原因物質に触れる機会を少しでも減らすようにしましょう。

アレルギー性鼻炎の症状には、どのようなものがありますか?

くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。ただし、目が痒くなることや、涙が出ることもあります。

アレルギー性鼻炎の予防には、どのような方法がありますか?

アレルギー性鼻炎の原因物質に触れないようにするため、こまめに掃除をして、マスクやメガネを着用します。また、免疫力を高めるために、十分な睡眠を取り、ビタミンやミネラルを積極的に摂取し、さらに適度な運動もするようにしましょう。

治療には、どのような方法がありますか?

飲み薬、点鼻薬、目薬などで症状を抑えます。また、アレルギーの原因物質を少しずつ体内に入れることで過剰反応を抑える「減感作療法」というものもあります。ただし、こちらは長期間に渡って通院を続ける必要があります。それ以外にも、鼻の粘膜を焼く治療、鼻の神経を切断する治療、鼻の通りを良くする治療などもあります。

アレルギー性鼻炎の治療には、保険が適用されますか?

はい、されます。

外科的治療の費用は、いくらくらいでしょうか?

鼻の粘膜を焼く場合は9,000円、鼻の神経を切断する場合は8万円、鼻の通りを良くする場合は8,000円くらいが目安となります。

アレルギー性鼻炎によって、喘息が悪化することはありますか?

あります。アレルギー性鼻炎は、喘息の危険因子の一つです。逆に、アレルギー性鼻炎をきちんと治療することで、喘息も改善に向かうことがあります。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりがあるのですが、アレルギー性鼻炎か風邪かわかりません。どうすればいいでしょうか?

アレルギー性鼻炎の場合は、鼻水がゆるい状態が続きますが、風邪の場合は少しずつ粘性が出てきます。まずは、お近くの耳鼻科で診てもらうようにしましょう。

妊娠中にアレルギー性鼻炎になってしまった場合は、お薬はどうすれば良いでしょうか?

妊娠4ヶ月半まではお薬は飲まない方が良いでしょう。それ以降は、医師の判断のもとでお飲みいただけるお薬もありますが、それでも薬は避けたいという方は、蒸留水をミストにして吸入する処置などを試してみてはいかがでしょうか。

授乳中は、アレルギー性鼻炎のお薬を飲んでも大丈夫でしょうか?

ほとんどの抗アレルギー薬は母乳に移行しますので、もしどうしても飲まれるようであれば、授乳を中断してください。ただし、飲んでいただいても問題がないとされているお薬もありますので、医師に相談してみましょう。

花粉症の薬は、いつから飲むのがお勧めですか?

花粉が飛び始める1~2周間前から飲み始め、飛散中は最後まで飲み続けるようにしましょう。

花粉症を根本的に治す方法はありませんか?

花粉を少しずつ体内に入れて過剰免疫反応をなくす「舌下免疫療法」があります。ただし、この方法を受けられるのは12歳以上の方となります。

アレルギー性鼻炎は遺伝しますか?

両親ともにアレルギー性鼻炎でない場合と比べると、両親ともにアレルギー性鼻炎である場合は、子供の発症率が4倍に増加するというデータがあります。

アレルギー性鼻炎は、乳幼児でも罹りますか?

はい、乳幼児でもアレルギー性鼻炎になることはあります。ダニやホコリが原因のアレルギー性鼻炎は0歳、花粉症は2歳で発症しているという報告があります。

手術では、どのような合併症が考えられますか?

レーザー治療の場合は、一時的に鼻づまりが酷くなります。また、出血や痛みが出ることがあります。外科手術をする場合には、出血、痛み、鼻中隔に穴があく、粘膜の下に血が溜まる、鼻が変形するといった可能性があります。